銀の光と碧い空

クラウドなインフラとC#なアプリ開発の狭間にいるエンジニアの日々

ロンドン市内でレンタルサイクルを使ってみた

一度使ってみようと思っていたロンドン市内のレンタルサイクルを使う機会があったのでまとめてみました。こちらが公式サイトで、Transport For London(ロンドン交通局)のサービスの一つです。

tfl.gov.uk

ロンドン中心部にdocking stationとよばれるたくさんの貸出/返却拠点があり、好きな拠点で借りて好きな拠点で返すことができます。範囲は地下鉄でいうところのzone1~zone2あたりな気がします。

f:id:tanaka733:20180823145652j:plain

続きを読む

giffgaffをアイルランドとイギリスで使ってみた 2018年版

昨年giffgaffをイギリス旅行で使ってみたのですが、今年はアイルランドとイギリスで使ってみたので少し更新してみたいと思います。

tech.tanaka733.net

実際に購入したい方は次のアフィリエイトリンクから申し込むと、5£分のクーポンがもらえます。

www.giffgaff.com

久しぶりにgiffgaffを使う場合の注意点

正確な数字は忘れましたが、一度イギリスで使ったSIMを通信せずに数ヶ月以上経過すると*1、SIMが無効になります。このSIM自体を再度有効化することはできなさそうなので、再度あたらしいSIMを入手することになります。これはgiffgaffにログイン後のorder more SIMsのページから行うことが可能です。初回同様、SIMの追加自体は送料含め無料で送付されてきます。日本に送る場合は国際郵便なので余裕を持って入手しておきましょう。

新しいSIMを入手したらSetup wizardsで有効化します。有効化自体は日本国内でも無料でできるのでやっておくことをおすすめします。

アイルランドでのローミング

今回の旅行は、まず香港経由でアイルランド(ダブリン)に入国し、ダブリン市内を観光したあと北アイルランド(ベルファストなど)に入り、再度アイルランドに戻り、イギリス(Mainland)に行くという旅程です。giffgaffのroaming ポリシーについてはこちらに記述があります。

www.giffgaff.com

アイルランドはEU加盟国なのでEU and selected destinationsに当然含まれており無料で利用可能な対象に含まれています。しかしながら、giffgaffのfairuse規定?があるらしく、直近3ヶ月以内にイギリス国内からの通信が無い場合、そのアカウント(もしかするとSIM単位かも)でのローミングを有効化することができません。そのため、今回のように最初にアイルランドに入る場合はイギリス国内に入るまでSIMで通信することはできません。ヒースロー空港などイギリス国内の空港で乗り継いでアイルランドに向かう場合は、乗り継ぎの間に通信すれば有効化できそうですが、後述の理由で入国したその日は使えないかもしれません。

というわけなので、まず最初にイギリス以外の国に入る場合、イギリスに入るまでgiffgaffのローミングを利用するのは難しそうです。これはイギリス国内の他のキャリアも同じようなので、最初に入る国のキャリアのSIMを用意する必要がありそうです。

私の場合、イギリスに入るまではダブリン市内のみでそこまでSIMが必要ではなかったので今年もgiffgaffを使うことにしました。

giffgaffは北アイルランドでも利用可能なので、北アイルランドの国境付近からSIMが通信可能になります。レンタカーで高速を走りながら入国したので正確なタイミングはわかりませんでしたが、スマホのデータ通信を有効にしていたらいつのまにか通信できていました。余談ですが、今回通過したアイルランドとイギリス(北アイルランド)の陸路の国境は大き目の道であれば看板一枚程度、小さい道だと国境の表示が見当たりませんでした。ちなみにアイルランドの標識はメートル表記、北アイルランドはマイル表記な上、大きい高速だと同じ道でもアイルランドは最高速度120km/h、北アイルランドは最高速度112km/h (70 miles/h)と異なります。

イギリスに入国した直後にgiffgaffのマイアカウントページを確認しましたが、まだローミングは有効にできない(90日以内に利用実績がない表示)状態でした。翌朝9時を過ぎたころに再度確認すると、有効になっていた*2ので、おそらく日次処理で有効になるようです。そのため、イギリス国内で乗り継ぎでアイルランドに入る場合も翌朝まで待たないと利用可能にならないかもしれません。

北アイルランドでローミングが有効になったあと、アイルランドに再度入国するとローミングが有効であればSIMで通信できます。国境付近をドライブする間も特に不自由なくつかえていた印象です*3。アイルランドではゴールウェー、アラン諸島、グレンダロッホ、ダブリンあたりで利用しましたが、ゴールウェーやダブリン市内では4Gで快適に利用可能、アラン諸島では低速ながらSNSやメール、Google mapの情報表示、テキスト中心のWebブラウジングは問題なくできる程度*4、グレンダロッホでは圏外でほぼ通信できない、といった感じでした。

なおローミングは無料でも、国際通話は別途料金がかかるため、アイルランドで電話を使いたい場合は国際電話料金を払うか、アイルランドのSIMを利用する必要があるようです。

アイルランドでローミングにて利用後、イギリスでもつかっていますが、大きなストレスなくつかえています。5£分のクーポンももらえますので、利用したい方はぜひ次のリンク(再掲)からどうぞ。

www.giffgaff.com

*1:この記事によると6ヶ月後らしい

*2:もしかすると手動で有効にしたかもしれない

*3:どちらかたというと人里離れることで電波が悪くなる影響の方が強い

*4:ドンエンガスの壁より内側では通信できなかった

AKSでADEを適用すると、Azure DiskがPVとして利用できなくなった話

前回のエントリでADEを適用すると、/dev/sdcにBEK volumeがデバイスがマウントされると書いたのですが、

tech.tanaka733.net

それがうまく処理できないケースとして、kubernetesのAzure Cloud Providerとの組み合わせがあります。これについてはすでにissueとして報告しており、解決策が議論されています。

github.com

問題は、Azure DiskをkubernetesのPersistent Volumeとして利用する場合、ADEが有効化されている仮想マシンにマウントされると、/dev/sdcにPVとしてアタッチされたAzure Diskのデバイスが存在していると認識してしまうというものです。Azure Cloud Providerの問題なので、AKSでも発生しますし、素のkubernetesをAzure Cloud Providerを有効化しても発生します。

Azure Disk Encryption自体は透過的に働くので、kubernetesとは独立しているような気がするのですが、デバイスのマウント先の検出するロジックで問題が発生しているようです。

Azure Cloud ProviderはPVとしてマウントされたAzue Diskのデバイスについて必要な処理を行うのですが、その際、すでにマウント済みのデバイス*1は除外するようにコードが記述されています。が、この処理がADEのBEK volumeについての考慮が漏れているらしいというのが事の真相のようです。

kubernetes/azure_common_linux.go at v1.9.9 · kubernetes/kubernetes · GitHub

workaroundはなさそう?*2なので、しばらくはissueの行方を見守る必要がありそうです。

*1:PV以外の目的であらかじめマウントされている外付けデバイスなど

*2:udev ruleを記述すれば回避できるかも?