kubernetesをAzureで動かすとAzure DiskをPVとしてマウントできる機能があります。一方、Azure Diskは仮想マシンサイズごとに仮想マシンに接続できる上限が決まっています。というわけで、その上限を超えるようなディスクをPVとしてマウントしているPodをデプロイしようとすると、どうなるかという話です。 ちなみに、このような事象事態はAWSやGCPでもあるのですが、仮想マシンサイズごとに上限が違うというのはAzureだけの仕様のようで、ここがあとあと問題になってきます。
続きを読むQuantum Development Kit 0.4がリリースされていました
知る限り特にアナウンスなどはなかったと思うのですが、Quantum Development Kit 0.4.1901がリリースされていました。リリースノートは更新されています。
更新方法は、いつもの通り.NET Coreのプロジェクトテンプレートの更新で、既存プロジェクトはNuGetライブラリの参照バージョンを更新する必要があります。
> dotnet new -i Microsoft.Quantum.ProjectTemplates
既存プロジェクトを0.4.1901にアップグレードする場合、csproj内の以下の2つの参照ライブラリのバージョンを更新します。
<ItemGroup> <PackageReference Include="Microsoft.Quantum.Canon" Version="0.4.1901.3104" /> <PackageReference Include="Microsoft.Quantum.Development.Kit" Version="0.4.1901.3104" /> </ItemGroup>
0.3と違い、0.4は破壊的変更はなく、3つの機能追加になっているようです。
続きを読むQiskit を使ってQ#で記述した量子回路を描画する
Q# で書いた量子回路を回路図として表示したいというUserVoiceを見つけました。
How to draw the quantum circuits using the Q#Language?
Hi, I find that one can draw the quantum circuits using the LIQUii>.How to draw the quantum circuits using the Q#Language?
I would appreciate it if you give me some advice.
実際、量子回路を書くのに使えるツールはいくつかあって、図を描くという観点だとLaTeXで直接記述するのが一番直接的かつ出力もきれいだと思います。しかし、書いたコードから回路図を出したいという気持ちもあります。IBMが提供しているQiskitには実際にそのような機能があります。
Qiskitでは量子回路をOpenQASMというフォーマットで扱うことができ、Q#もOpenQASMを出力するサンプルコードがある...ということで、これらを組み合わせて、Q#のコードで記述されている量子回路をQiskit経由で出力するというのが今回のテーマです。
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