銀の光と碧い空

クラウドなインフラとC#なアプリ開発の狭間にいるエンジニアの日々

【Launch 記念】Visual Studio 2019 を試してみる会でGitクライアント機能について話しました

【Launch 記念】Visual Studio 2019 を試してみる会で登壇しました。

csugjp.connpass.com

資料だけだとなんのこっちゃな感じですが、公開しています。

www.slideshare.net

現地でチャットとか質問受けて調べたことをまとめておきます。

  • 個人的Visual Studio 2019のおすすめ機能は?

    .NET Coreのコンソールアプリで、コンソールが勝手に閉じなくなりましたConsole.ReadLine() する必要がなくなった)

  • Visual Studio 2019の新機能関連でEnterpriseとPro, Community の違いは?

    詳細なリストを見ると、新機能で違いがありそうなのはプレビュー機能のタイムトラベルデバッガーだと思われます。 visualstudio.microsoft.com

    いまのところタイムトラベルデバッガーはプレビューのASP.NET 4.8 必須なので、今後どうなるかまだわかりません。

タイムトラベルデバッガーとスナップショットデバッガーは(もう定員あふれてますが)「Visual Studio 2019 Launch Event in Tokyo.」の私のセッションでも紹介したいと思っています。

connpass.com

kubernetes on Azureで接続できる上限を超えた数のディスクをPVとして利用するPodをデプロイしたときの話

kubernetesをAzureで動かすとAzure DiskをPVとしてマウントできる機能があります。一方、Azure Diskは仮想マシンサイズごとに仮想マシンに接続できる上限が決まっています。というわけで、その上限を超えるようなディスクをPVとしてマウントしているPodをデプロイしようとすると、どうなるかという話です。 ちなみに、このような事象事態はAWSやGCPでもあるのですが、仮想マシンサイズごとに上限が違うというのはAzureだけの仕様のようで、ここがあとあと問題になってきます。

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Quantum Development Kit 0.4がリリースされていました

知る限り特にアナウンスなどはなかったと思うのですが、Quantum Development Kit 0.4.1901がリリースされていました。リリースノートは更新されています。

docs.microsoft.com

更新方法は、いつもの通り.NET Coreのプロジェクトテンプレートの更新で、既存プロジェクトはNuGetライブラリの参照バージョンを更新する必要があります。

> dotnet new -i Microsoft.Quantum.ProjectTemplates

docs.microsoft.com

既存プロジェクトを0.4.1901にアップグレードする場合、csproj内の以下の2つの参照ライブラリのバージョンを更新します。

  <ItemGroup>
    <PackageReference Include="Microsoft.Quantum.Canon" Version="0.4.1901.3104" />
    <PackageReference Include="Microsoft.Quantum.Development.Kit" Version="0.4.1901.3104" />
  </ItemGroup>

0.3と違い、0.4は破壊的変更はなく、3つの機能追加になっているようです。

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