ここ数日で一部で話題の StreamInsight をさっそく Windows Server 2012 R2 にインストールしてみました。
Microsoft StreamInsight™ は、複合イベント処理アプリケーションの開発および配置に使用できる、強力なプラットフォームです。
よく SQL Server とくっついているような謳われ方をしていますが、単独でインストール可能です。ただし、ライセンスは SQL Server (StreamInsight 2.1 では SQL Server 2012) のものが必要です。
ダウンロードはこちらから。
マイクロソフト公式ダウンロード センターから Microsoft® SQL Server® StreamInsight 2.1 をダウンロード
システム要件が
Windows 7, Windows 8 Consumer Preview, Windows Server 2008 R2 SP1, Windows Vista Service Pack 2
だったり、リリース日が 2012/06/21 だったりしますが、ひとまずこれが最新です。StackOverFlowせんせーによれば、StreamInsight には未来があるそうなので信じましょう。
x64版のサーバーをWindows Server 2012R2 にインストールします。システム要件には書いてありませんが、とりあえず動きました。
インストーラーを起動しまして、
使用許諾にOKすると、インスタンス名を聞かれるのでここでは「Default」と入れておきます。
次にプロダクトキーを聞かれるのですが、とりあえず使う場合には試用版でよさそうです。プロダクトとして使う場合は、SQL Server 2012のプロダクトキーを入れます。なお、MSDN Subscriptionのライセンスを使う場合は公式ブログの手順にしたがって、SQL Server2012のISOをダウンロードして、 \x64\DefaultSetup.ini か X:\x86\DefaultSetup.ini に書かれているPIDを入力します。
次にサービスを作成するようにチェックを入れて、(ついでに接続できるようにもしておいて)
インストールします。インストールしたら起動する前にSQL Server CEのインストールをします。"C:\Program Files\Microsoft StreamInsight 2.1\Redist\SSCERuntime_x86-ENU.msi"
と "C:\Program Files\Microsoft StreamInsight 2.1\Redist\SSCERuntime_x64-ENU.msi"
をこの順でインストールします*1。
そしてサービスを起動します。
> Start-Service 'MSSI$Default'
あとはサンプルプログラムを動かしていけばいいのですが、それは次回にしましょう。
*1:x64のインストールにx86が必要