de:code 2019でMicrosoft MVP パーソナルスポンサーというものに選ばれまして、サンプルコードを公開していました。
参加者向けのサンプルコードということなのですが、参加者の方にどのように伝えられたのか私は把握できておりませんので、この記事で紹介させてください。 GitHubで公開していますので、参加された方も参加されていない方も、よろしければご覧ください。ポジティブな反応が多ければ、コンテンツの方も追加してみようと思っています。
AKS
AKSは、サンプルコードというよりはサンプルコマンドと設定ファイル集と手順書のセットになっています。
コマンドと、そこで使う設定ファイル(主にkubernetesのオブジェクト定義YAMLファイル)を置いているので、手順書の通り動かせば試せると思います。 ベストプラクティスの中では、スケジュールに関連してテイントと容認を試すものや、Azure Diskをノードの限界以上に配置しようとしたときの挙動や、静的プロビジョニングの利用などが試せます。 プレビュー機能も試すことができ、dyskとblobfuseをkubernetesのstorageとして使う、Windows Server Node in AKSと、AKSではなくAKS Engineですがcosmos DBのetcd APIをkubernetesのetcdとして使う、です。
dyskとblobfuseについてはアルファ版とベータ版なのでまだまだ正式リリースまで時間がかかりそうですが、Azure Diskの場合のマウント・アンマウント処理まわりのトラブルやマウント可能なディスク数の上限が小さいといった制約を超えるために、このような動きがあるということを紹介しました。
Windows Server Node in AKSでは、Windows Server Nodeを実際に配置し、その後Windows ServerコンテナとしてWCFサーバーアプリを配置しています。また、それに接続するクライアント側は.NET Coreを使ってLinuxコンテナを使いLinux Server Nodeに配置しています。
Q#
Q#はダウンロードしたらすぐに動かせるサンプルコードです。
OpenQLコミュニティでやっているQ#ハンズオンは自分で手を動かしてコードを書いてみるというアプローチなのですが、今回のサンプルはすぐ動かせて、動いているコードを見ながらQ#を知ってもらおうという視点で用意してみました。