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銀の光と碧い空

クラウドなインフラとC#なアプリ開発の狭間にいるエンジニアの日々

Azure PowerShell を Linux で使う (Preview版)

Azure PowerShell

PowerShell が Open SourceになってLinuxでも動くようになりました。

blogs.msdn.microsoft.com

Azure をLinux中心の環境で使っている場合、ポータルからではできなかったりスクリプトとして実行したい操作があると xplat Azure CLIを使っていたのですが、Azure PowerShellにはあるのに xplat Azure CLIにはないコマンドがあったり、シェルスクリプトよりはPowerShellをかきたい*1ので、早速Azure PowerShellを使おうと思っていました。ただ、Azure PowerShellは内部で.NET FrameworkでビルドしたC#コードを利用しており、.NET Coreに置き換えないと動かないという問題がありました。

github.com

まだ移行途中の模様ですが、Preview版が公開されたので早速.NET Core on RHEL を入れた環境で動かすことにしました。

*1:個人の感想です

続きを読む

Visual Studio の古いマイナーバージョンをインストールしたい

VisualStudio

最新の(安定版の)Visual StudioはVisual Studio 2015 Update3ですが、検証のためにVisual Studio 2013 Update1をインストールする必要ができました。が、Update1のインストーラーを実行すると勝手に更新を取得していきなりUpdate3をインストールするようにできています。

オフラインにすれば更新を取得しないのでは?という話もあるのですが、検証マシンをAzure上に構築しているのでネットワークを切断するのも面倒です*1。何か手段はないのかと探していると、インストーラーにコマンドラインパラメーターが用意されているのに気づきました。

Visual Studio のインストール

というわけで次のように実行すると、Update1をインストールすることができます。

> en_visual_studio_enterprise_2015_with_update_1_x86_x64_web_installer_8234346.exe /NoRefresh

f:id:tanaka733:20160727230618p:plain

なお、/NoWebを指定するとインターネットに接続しませんが、その場合Web Installerは必要なバイナリをダウンロードできないのでインストールに失敗します。

*1:RDP以外を切断すればよさそうなのでできそうではありますが

Visual Studio Code で ASP.NET Core とTypeScript開発をセットアップしたい(未完)

.NET Core ASP.NET

Visual Studioを使って、ASP.NET Core で TypeScriptを使うセットアップについては公式のドキュメントがあります。

ASP.NET Core · TypeScript

なのですが、Visual Studio Codeを使った場合のセットアップ方法が見つからなかったので試してみました。ただ、とりあえず動いたけど、まだいまいち思い通りの挙動にならないという状態です。

まずはじめにyo aspnetでEmptyWebApplicationを生成します。ドキュメントに併せて、StaticFilesを利用できるようにします。

project.json

"Microsoft.AspNetCore.StaticFiles": "1.0.0"

Startup.cs

public void Configure(IApplicationBuilder app, IHostingEnvironment env, ILoggerFactory loggerFactory)
{
    //略
    app.UseDefaultFiles();
    app.UseStaticFiles();
    //略
}

次にTypeScriptを追加します。

$ mkdir scripts
$ touch scripts/app.ts
function sayHello() {
    const compiler = (document.getElementById("compiler") as HTMLInputElement).value;
    const framework = (document.getElementById("framework") as HTMLInputElement).value;
    return `Hello from ${compiler} and ${framework}!`;
}

tsconfigを追加しますが、今回はプロジェクトのルートに配置することにします。

$ yo aspnet:TypeScriptConfig
{
  "compilerOptions": {
      "noImplicitAny": true,
      "noEmitOnError": true,
      "sourceMap": true,
      "target": "es5"
  },
  "files": [
      "./scripts/app.ts"
  ],
  "compileOnSave": true
}

次にgulpでTypeScriptのビルドタスクを記述することにします。必要なパッケージを追加できるようにpackage.json を作成します。

$ yo aspnet:PackageJson
{
    "version": "0.0.0",
    "name": "aspnetcorewithtypescript",
    "devDependencies": {
        "gulp": "3.9.1",
        "del": "2.2.0",
        "gulp-typescript": "2.13.6"
    }
}

で、gulpfileなのですが、問題が一つあって、Visual Studio CodeでCtrl+Shift+Bでビルドするコマンドはtasks.jsonに記述しますが、これは単一のコマンドしか指定できません(単一のコマンドでオプションを変えたものを複数実行することはできる)。そこで、dotnet 関連のビルドもgulpにまとめて記述してみることにします。

$ yo aspnet:Gulpfile
/// <binding AfterBuild='default' Clean='clean' />
/*
This file is the main entry point for defining Gulp tasks and using Gulp plugins.
Click here to learn more. http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=518007
*/
"use strict";

var gulp = require('gulp');
var del = require('del');
var gutil = require('gulp-util');
var spawn = require('child_process').spawn;
var ts = require("gulp-typescript");
var tsProject = ts.createProject("tsconfig.json");

var paths = {
    scripts: ['scripts/**/*.js', 'scripts/**/*.ts', 'scripts/**/*.map'],
};

function runner(cmd, args){
    return function(callback) {
        let command = spawn(cmd, args);
        command.stdout.pipe(process.stdout);
        command.stderr.pipe(process.stderr);
        command.on('close', function (code) {
            if (code !== 0) {
                throw new gutil.PluginError('dotnet', `Exited with code ${code}: ${cmd} ${args}.`);
            }
            callback();
        });
    }
}

gulp.task('clean', function () {
    return del(['wwwroot/scripts/**/*']);
});

gulp.task('default', function () {
    return tsProject.src()
        .pipe(ts(tsProject))
        .js.pipe(gulp.dest("wwwroot/scripts"));
});

gulp.task('dotnet-build', runner('dotnet', ['build']));
gulp.task('dotnet-restore', runner('dotnet', ['restore']));
gulp.task('dotnet-run', runner('dotnet', ['web']));
gulp.task('dotnet-test', runner('dotnet', ['test']));

これでgulp経由で起動できるようになったので.vscode/tasks.jsonを書き直します。

{
    "version": "0.1.0",
    "command": "gulp",
    "isShellCommand": true,
    "args": [],
    "tasks": [
        {
            "taskName": "default",
            "args": [],
            "isBuildCommand": true
        },
        {
            "taskName": "dotnet-build",
            "args": ["dotnet-build"],
            "isBuildCommand": true,
            "problemMatcher": "$msCompile"
        }
    ]
} 

ここまでやると、Ctrl+Shift+BでTypeScriptのビルドとdotnet buildがまとめて実行されるようになりました。が、問題はいくつかあって、一つはF5デバッグ起動するときにエラーになります。これはtasks.jsonのtasknameを変更したため、launch.jsonのpreLaunchTaskに指定しているタスクが実行できないためです。そして、preLaunchTaskは1つしか指定できないのでどうしよう、という状態です。

もっといいセットアップ方法がある気がするのですが、いったん調査結果としてまとめてみました。