銀の光と碧い空

クラウドなインフラとC#なアプリ開発の狭間にいるエンジニアの日々

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年の振り返り

少し早いですが、Advent Calendarの最後として今年の振り返りで終わりたいと思います。 adventar.org しばやんせんせーの人気記事ランキング生成ツールを使って上位20記事を出してみました。 ASP.NET Core 2.2のHealthchecks機能を試してみる .NET Coreにお…

Q#のGrover の探索アルゴリズムのサンプルコードをのぞいてみる その3

Q#

ひとりAdvent Calendar 24日目です。 adventar.org その1、その2に引き続き、Grover の探索アルゴリズムを見てみます。 tech.tanaka733.net https://tech.tanaka733.net/entry/2018/12/Grover%27s-search-algorithm-in-qsharp-sample-2tech.tanaka733.net 今…

Q#のGrover の探索アルゴリズムのサンプルコードをのぞいてみる その2

Q#

ひとりAdvent Calendar 23日目です。 adventar.org その1に引き続き、Grover の探索アルゴリズムを見てみます。 tech.tanaka733.net 今日はQuantum Database Search with Manual Oracle Definitionsでこれは前回の実装に確率振幅増幅が追加されているもので…

ASP.NET Core 2.2のHealthchecks機能を試してみる

C# Advent CalendarとひとりAdvent Calendar 22日目です。 qiita.com adventar.org [追記]今日のエントリは昨日英語版C# Advent Calendarに投稿したエントリの日本語版です。 developers.redhat.com ぜひ英語版C#アドベントカレンダーでも興味のあるエントリ…

Q#のGrover の探索アルゴリズムのサンプルコードをのぞいてみる その1

Q#

ひとりAdvent Calendar 20日目です。 adventar.org 前回に引き続き今回はGroverの探索アルゴリズムのサンプルを覗いてみます。サンプルプロジェクトはこれです。 Quantum/Samples/src/DatabaseSearch at release/v0.3.1810 · Microsoft/Quantum · GitHub

SQL Server のLinux dockerコンテナでの基本診断情報の集め方

ひとりAdvent Calendar 19日目です。 adventar.org 前日の記事の半分続きで、今度はSQL Serverをdockerコンテナで動かしている場合の集め方です。

SQL Server on Linuxの基本診断情報をsosreportで取得する

ひとりAdvent Calendar 18日目です。 adventar.org sosreport 3.6でSQL Server on Linuxの基本診断情報を取得できるようになったのでその紹介になります。 github.com

Azure上のRHELマシンで、Azure PortalからNMIスイッチでvmcoreを取得する

ひとりAdvent Calendar 17日目です。 adventar.org Azure上のRHELマシンで仮想マシンが応答しなくなった場合、従来はせいぜいBoot Diagnosticsによるスクリーンショットくらいしか取得できず調査が難しい状況がありました。仮想マシンのシリアルコンソール接…

ClrMDその後

ひとりAdvent Calendar 16日です。 adventar.org 今日は先日のClrMD記事のフォローアップです。 tech.tanaka733.net

Q#のDeutsch–Josza Algorithmのサンプルコードをのぞいてみる

Q#

ひとりAdvent Calendar 15日目です。 adventar.org 今日はQ#のサンプルにのっているDeutsch–Josza Algorithmのサンプルコードをのぞいてみたいと思います。アルゴリズムそのものの説明ではなく、そのアルゴリズムとテストコードをどのようにQ#で実装している…

.NET Core on OpenShift でのHTTPSサポートの紹介

ひとりAdvent Calendar 14日目です。 adventar.org ASP.NET Core 2.1からHTTPS対応の改善が入っています。 blogs.msdn.microsoft.com OpenShift上の.NET Coreでもこれをサポートするサンプルが提供されていて以下のブログで解説されています。それを紹介して…

.NET Core コンソールアプリをOpenShiftのcronjobとして動かす

ひとりAdent Calendar13日目です。 adventar.org 昨日紹介したbinary artifactsのビルドを使って、.NET Core コンソールアプリをcronjobとして動かしてみます。

OpenShift で ASP.NET CoreアプリをBinary Artifactsとしてデプロイしてみる

ひとりAdvent Calendar 12日目です。 adventar.org 今日は手元でビルトした.NET CoreアプリのバイナリをアップロードしてOpenShiftにデプロイできるBinary Artifactsデプロイを試してみます。

.NET Coreでダンプファイルを解析できる ClrMD を試してみた

ひとりAdvent Calendar 11日目です。 adventar.org ClrMDと呼ばれているMicrosoft.Diagnostics.Runtime.dllが.NET Coreに対応したと聞いて試してみました。プロセスへのアタッチやダンプファイルの解析で、SOS and PSSCORといったツールを使ってやっているこ…

Q# プロジェクトの構造を調べてみる

Q#

ひとりAdvent Calendar 10日目です。 adventar.org この資料などにも書いている内容なのですが、Quantum Development Kitで作成するQ#のプロジェクト構造についてまとめてみたいと思います。 Q#基礎 ver1.1 from Takayoshi Tanaka www.slideshare.net 対象バ…

Azure Diskの限界を突破する(かもしれない)dyskを試してみた

ひとりAdvent Calendar 8日目です。 adventar.org Azure上のLinux VMでBlock Deviceを使うのであればAzure Diskをマウントすることになると思うのですが、つけはずしに時間がかかったり、VMのインスタンスサイズごとにマウントできるデバイスの数に上限があ…

Linux on Azure な仮想マシンでYou have new mail in /var/spool/mail/root と表示されたら

ひとりAdvent Calendar6日目です。今日は短いですが、いつも対応方法を検索しているのでブログにメモしておきます。 adventar.org おそらく、作成したLinux OSの仮想マシンイメージの作り方によると思うのですが、起動してしばらくするとタイトルのようなメ…

sosreport 3.6 で Azure pluginが更新されました

ひとりAdvent Calendar 4日目です。 adventar.org RHELを中心にLinuxのトラブルシューティングのための基本情報を集めるsosreportのバージョン3.6でAzure のpluginを更新するpull requestを出していたのですが、無事マージされてリリースされています。 gith…

IBM Q をQ#から動かしてみる

Q#

量子コンピューター Advent CalendarとひとりAdvent Calendar 3日目の記事です。 qiita.com adventar.org 別の記事を予定していたのですが、面白そうなネタを見つけたのでこちらに変えました。Q#で書いた量子アルゴリズムを、Q#側は変更せずにIBM Qで動かそ…

kubernetes の Azure Cloud Providerについてあれこれ

kubernetes2 Advent CalendarとひとりAdvent Calendar2日目の記事です。 qiita.com adventar.org 仕事としてはOpenShiftをやっているので、OpenShift on Azureまわりでいろいろ調査するのですが、今日はkubernetes をAzureで動かす場合に利用できるAzure Clo…

AzureのLinux仮想マシンで、起動すると3%くらいの確率で発生する事象を調査するために無限再起動スクリプトを使った話

この記事はAzure Advent Calendarと一人Advent Calendar1日目のエントリです。 qiita.com adventar.org 1日目ということで軽いものからはじめます。とある事象を調査していたのですが、その事象というのがAzure上のLinux仮想マシンを再起動(仮想マシンの再…

OpenShift上のSQL Server Always On 可用性セットをfailover してみる

前回の記事でSQL Server Always On 可用性セットをOpenShift 3.11に展開してみました。 tech.tanaka733.net この環境を使ってfailoverのテストをしてみたいと思います。

SQL Server Always On 可用性セットをOpenShift 3.11上にデプロイしてみた

SQL Server 2019 から Kubernetes (k8s) が利用されたAlways On可用性セットの構成がサポートされました。詳細はSEの雑記のこの記事を読んでいただきたいのですが、kubernetesで動くならOpenShiftでも動くだろうということで試してみました。現在この機能が…

Quantum Development Kit が 0.3に更新されました

Q#

こちらのブログで案内されています。 cloudblogs.microsoft.com 今回は大きく3つの更新があります。 化学計算向けライブラリの追加 ドキュメントも追加されています。 docs.microsoft.com Q# 開発環境の改善 Visual Studio向け、Visual Studio Code向けのQ#…

Q# の開発環境を準備する (.NET Core CLI + Visual Studio Code編)

Q#

最近 Q# のセッションをすることが増えたので、開発環境の準備をまとめておこうと思います。今回は、.NET Core と Visual Studio Codeを利用する環境なので、Windows, Linux, macOSで使えるはずです。11月4日時点の情報で、Quantum Development Kit 0.3の情…

Q# で 1+1 を計算してみる

Q#

この前参加した勉強会で話題にでていたこの記事のコードをQ#で書いてみることにしました。 qiita.com qiita.com Q#の場合、現状シミュレーターしかないというのもありますが、あくまでQ#のQubitは論理量子ビットで、Q#で定義した論理量子ビットの操作から物…

Q# Coding Contestを題材にQuantum Oracleについてがんばって理解してみる

Q#

以前話題に出した Q# Coding ContestでQuantum Oracleについての問題があったのですが、Quantum Oracleとはなんなのか?というのを出てきた問題を題材に自分なりにまとめてみました。まず、Quantum Oracleについてはcoding contestのブログにて記事が出てい…

Q# のドキュメントやサンプルにpull requestを出してTシャツをもらおう

Q#

実はQ#に限定されないのですが、#Hacktoberfest と称してマイクロソフトがオープンソースへのcontributeをやってみようキャンペーンをしています。 open.microsoft.com 対象のリポジトリに対して、コードのほかにドキュメントやREADMEなどでもいいので、pull…

福岡.NET Conf で「ゼロから始めるQ#」のセッションをしました

Q#

昨年に引き続き福岡に戻ってきました。資料はこちらです。Q#に関するセッションはまだ数少ないので(自称)貴重ではないかと。 ゼロから始めるQ# from Takayoshi Tanaka www.slideshare.net といいつつ、時間が大幅に足りなかったので、質問などあればTwitter…

古い10£紙幣と1£硬貨を交換しようとした話

最近イギリスでは、紙幣や硬貨が新しいものにかわっています。移行期間中であれば比較的簡単に交換できるのですが、移行期間が数ヶ月と短く、旅行者だと前に余った紙幣や硬貨を交換するタイミングがなかなかみつかりません。今回、10£紙幣と1£硬貨を交換しよ…