銀の光と碧い空

クラウドなインフラとC#なアプリ開発の狭間にいるエンジニアの日々

AAD DSを使って、OpenShiftのLDAP認証先としてAADを参照する

前回の続きとなる記事です。

tech.tanaka733.net

OpenShift はmasterのAPIへのアクセス(Webのポータル画面含む)にいくつかの認証方法を選べます。認証のプロバイダにAADを使いたい場合はOpenID Connectが使えます。ただ、どうしてもAADに定義したグループ、ユーザーを使ってLDAP認証したいという場合は、AAD DSを使えば、LDAPのプロバイダーとなれるので、他のLDAPプロバイダー同様に利用することが可能になります。

Configuring Authentication and User Agent | Installation and Configuration | OpenShift Container Platform 3.5

というわけで、AAD DSを使う場合の設定方法です。

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Azure Active Directory Domain Services (AAD DS)を使って、RHEL Serverから openldap-clients で接続してみる

AADは非常に便利なのですが、LDAPプロトコルがそのままでは使えません。LDAPを使いたい場合はAAD DSを使います。

docs.microsoft.com

なのですが、意外とLinuxのopenldap-clientsから接続する場合の手順がみつからず非常に手間取ったのでまとめておきたいと思います。なお手順は試行錯誤の末できたという状態なので、もしかすると不要な手順やよりよい手順がある可能性が高いです。ちなみに最終的にやりたかったことは、OpenShiftのmaster APIの認証をLDAP経由でAADから認証させたいということです。

Configuring Authentication and User Agent | Installation and Configuration | OpenShift Container Platform 3.5

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