もう定員オーバーなのですが、今回まどすたと行き来自由ということなので、どちらのセッションを選ぶかの参考にもなるように発表内容を紹介しようかと思います。
Visual Studio 2017 リリース記念!とうたっているのですが、私はLinux担当ということであまりVisual Studioは出てこなかったりします。テーマとしては、実際に.NET CoreのアプリをLinux環境、とくにdocker環境に配置する場合を想定した開発に使える.NET Coreの機能などを紹介しようと思っています。また、docker単体というのも最近ではあまり聞かなくなって、いわゆるkubernetesやOpenShift, Azure Container Servicesなどコンテナークラスターが良く使われている気がします。というわけでOpenShiftやAzure Container Servicesへの配置もちょっと見せたいなと思っています。
お品書きはこんな感じ。ほかの登壇者の方との調整や、直前の機能リリースなどで変更する可能性はあります。
- Visual Studio 2017リリースでのLinux関連の新機能まとめ
- Previewじゃなくなった.NET Core Tooling まとめ
- project.json終了。MSBuildとcsprojへ。
- dotnet new コマンドなど使い勝手が変わったコマンド紹介
- docker(クラスター)への配置を見据えて使えそうな機能
- 環境ごとのConfiguration切り替え
- セッションをRedisなどASP.NET Coreプロセス外で管理する方法
- など
- ビルドとdockerイメージ作成
- dockerイメージ作成法 (ちょこっと)
- private NuGetサーバーの利用
- dockerやLinux環境への配置
- SELinux*1と.NET Core プロセス
- systemd による.NET Coreプロセスのサービス化
- Azure Container ServiceやOpenShiftへの配置例 (ちょこっと)
- デバッグ
- Visual StudioとVisual Studio Codeのデバッグの仕組み
- Visual StudioからLinux上のASP.NET Coreプロセスへのリモートデバッグ
- Visual StudioからOpenShift上のdocker上のASP.NET Coreプロセスへのリモートデバッグ
- Visual Studio Codeからdockerへのデバッグ
というわけで興味のある方はぜひどうぞ。
*1:enforcing前提