GWの最中、破壊的変更を含む0.6が出ていました。
主な変更点です。
- (0.6より前からですが) Pythonとの連携が進み、Jupiter NoteBook上での実行ができるようになっています。これに伴って、インストールのドキュメントもPython推しになっています。
- いくつかのsyntaxが追加されています。
set
ステートメントの左辺に配列要素が使えなくなっており、その代わりにcopy-and-update演算子w/
を使う必要があります - 標準ライブラリが大幅に変更されています。名前空間の変更や、Q# Style Guideに従うように名前の変更などもあるようです。変更前のコードはdeprecatedとしてコンパイル時警告が出ますが当面動くとのことです。
- サンプルも追加・更新されました。F#からQ#を呼び出すサンプルが追加されています。
アップデートについてはこちらに記載があります。
Quantum Development Kit preview release notes | Microsoft Docs