銀の光と碧い空

クラウドなインフラとC#なアプリ開発の狭間にいるエンジニアの日々

Fiddler on Linux beta が出たのでFedoraで使ってみた

Fiddler on Linuxのベータ版がリリースされたようです。HTTP通信に特化している分使い易くなっているのが個人的に好きです。

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実はアルファ版が以前に出ていたようでした。

Fiddler for Linux Updated

というわけで早速Fedora 24に入れてみました。まずはmonoが必須です。Updatesリポジトリにあるはずです。

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 24 (Twenty Four)
$ sudo dnf install mono
$ mono --version
Mono JIT compiler version 4.2.4 (tarball Thu Jun 23 18:49:17 UTC 2016)

Getting Startedの手順に/usr/lib/mono//mozroots --import --syncってあるんですがこんなパスはなくて、しかもmozrootsはdeprecatedって言われるのでcert-syncを使います。

$ cert-sync /etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt

あとは、fiddler for linux のzipをダウンロードして、解凍して、mono Fiddler.exeで実行します。無事実行できました。

f:id:tanaka733:20170112150144p:plain

なのですが、割とすぐにエラーが出て、Windowが消えてしまいました。

$ mono Fiddler.exe
can not parse as value of type 'i':
  ""
  ^^
can not parse as value of type 'i':
  ""
  ^^

この後、ブラウザでWebページが見れなくなりました。回避策としてはもう一度Fiddlerを起動して正常終了させることです。恐らくFiddlerはプロキシとして動作するので、プロキシサーバーを設定して解除しないうちにプロキシが死んだのが原因な気がします。

Feedbackはこのフォーラムにするようです。ほとんどスレッドが立っていないのが気になりますが。

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