本日10月2日にSQL Server on RHEL がGAされると発表がありました。
RHELだと試すのにもSubscriptionの購入が必要と思われるかもしれませんが、開発者向けプログラムを使うと無料でお試しすることができます。以前にも記事を書きましたが、ここから登録して使えます。そして、SQL Serverも試すことができます。
このプログラムを使ってHyper-V上にRHELの仮想マシンを作成するときの注意事項が、過去の記事です。
では実際にこの仮想マシン上でSQL Serverを試してみましょう。もし古いままの仮想マシンがある場合は、作り直さずともyum update
で更新すればOKです。また、subscriptionの登録も行ってください。Red Hat Developer Programの場合の手順はこの記事に記載しています。
あとはMicrosoftの公式ドキュメントの手順に従えばインストールできるのですが、
こちらのリポジトリを使ってハンズオン形式で進めることができます。
READMEに手順が書いているのですが、git clone
した方がはやいとおもいます。
$ git clone https://github.com/mheslin/SQL-Server---RHEL-BM-Demo.git $ cd SQL-Server---RHEL-BM-Demo $ chmod +x *.sh
で、$ ./demo.sh
と実行すると実行されるコマンドが表示されながら、1つ1つインストールや基本的なDB接続とクエリを試していくことができます。画面表示が止まったと思ったらEnter
キーを押すと進んでいきます。入力が求められる箇所では適宜入力してください。なお、DB管理者のパスワードはRedHat123!
でないとスクリプトが動きません...
なお、この手順途中で失敗してもやりなおしできないので、もしかするとスクリプトファイルを直接みて、コピペなどで1つずつ実行した方が使いやすいかもしれません。パスワードが固定なのは実行するコマンドがこうなっているからです。
Red Hat Developer ProgramはSQL Server以外にも様々な製品が試せるのでぜひ活用してください。